24 September, 2020

ドイツ生活、最初の関門はお洗濯!? 洗濯にまつわるお悩み、一気に解決!

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メニューボタンの多い洗濯機、洗剤の種類もたくさんで、ドイツで初めての洗濯は戸惑うことだらけ・・・。そこで今回は、「洗剤の選び方」・「洗濯機の使い方」・「洗濯物の干し方」まで流れに沿ってご紹介します。

1.【洗剤の選び方(洗剤を買う)】

■洗剤(Waschmittel)

日本と同様に、粉末、液体、ジェルボールタイプが揃っています。色物用、白物用、黒物用など色々な種類がありますが、“Universal”という表示のものは何にでも使えます。主要なブランドは、「Ariel」「Persil」。

■柔軟剤(Weichspüler)

劇的に柔らかくなる感じはしませんが、ドイツの水は硬水なので使った方が無難。香りが強いものが多いですが、種類が豊富で自分好みの香りを探せる楽しみも。主要なブランドは、「Lenor」「Vernell」。

■その他

●シミ取り剤(Fleckentferner)

食べ物のシミ、泥汚れ、化粧品の付着などオールマイティーに使えるのが、牛 の胆汁を配合したGallseifeという石鹸です。頑固な汚れも落とすドイツの定番として愛用されています。このほか「Dr.Beckmann」ブランドからは、ワインやケチャップ汚れなど、それぞれの特性に合わせた用途別のシミ取り剤も出ています。汚れた部分を水で濡らして、シミ取り剤をつけてよく揉み、しばらく置いてから洗濯機に入れればOK!

●カルキ除去剤(Entkalker)

ドイツではカルキ対策をしないと、洗濯の汚れが落ちにくくなるばかりか、洗濯機が壊れる原因にもなります。カルキ除去剤の代表格といえば「Calgon」。毎回の洗濯時に、洗剤と一緒に投入するだけと簡単です

●色移り防止シート(Farb und Schmutzfangtücher ・ Farb und Schmutzfänger)

1回使い切りの紙タイプと、約30回繰り返し使えるタオル地タイプがあります。色移りやくすみが気になる場合は、このシートを洗濯物と一緒に洗濯機へ入れて下さい。

●漂白剤(Bleichmittel)

洗濯物の漂白や除菌に。洗濯機に直接投入が基本です。

●ワイシャツ用の糊(Wäschestärke)

パリッと仕上げる洗濯用の糊剤。柔軟剤と同じ引き出しへ投入して下さい。

2.【洗濯機の使い方(洗濯をしよう)】

洗濯機のマーク、メニュー内容や表示は、ブランド、メーカーによって異なるため、ここでは一般的なものを紹介します。

①洗剤等を投入

洗剤を入れる引き出しは、洗濯機の左上についています。

●右側の「I」マークは、下洗い用洗剤入れ
(但し、日本人家庭では大抵1日しか着用していないものを洗濯するので、下洗いは不要)
●左側の「II」マークは、本洗い用洗剤入れ
●真ん中の「お花」マークは、柔軟剤入れ
(ちなみに、引き出しに入れても良いとされているのは、粉末タイプの洗剤と 柔軟剤。液体洗剤は、引き出しではなくドラム投入が基本です。)

②洗濯コースの設定

基本的なコースは、煮沸・色物洗濯(Kochwäsche/Buntwäsche)ですが、約2時間ほどかかってしまうほか、洋服の傷みも早くなります。よっぽどの汚れでなければ、短時間(Mini/Kurzwäsche)で十分。以下のようなコースもあるので洗濯物によって使い分けましょう。

●Mischwäsche:白&色物洗濯
●Pflegeleicht:手入れの簡単な洗濯物(綿、リネン、合成繊維など)
●Baumwolle:綿製品の洗濯
●Feinwäsche:オシャレ着洗濯
●Handwäsche:手洗い
●Wolle:ウール洗い
●Hemden/Blusen:シャツ・ブラウス洗い
●Sportswear:スポーツ用品
●Energiesparen/Eco-Programm:エコ(エネルギー・水量)節約コース
●Schnell/Blitz Programm:お急ぎコース

③洗濯温度の設定

水温設定は、冷水から90度まで。洗濯コースを選ぶと自動設定されるものもあれば、「Temp.」ボタンなどで温度変更できるものもあります。60度以上で高温殺菌になりますが、日本の衣類やタオルは縮むことが多く、色物は色落ちしてしまうことも。水温30〜40度で洗濯するのがオススメです。

④脱水回転数の設定

回転数も洗濯コースで自動設定されていますが、「Schleuder- Drehzahl/Schleudern」ボタンなどで変えることもできます。

●400:繊細な布やセーター等手洗い表示の物
●800:毛布やぬいぐるみなど
●1200〜1600:普通の洗濯物

⑤洗濯スタート

あとは「Start」ボタンを押して洗濯開始!ドイツの洗濯機は基本時間が長めなので、時間の見極めができるまでは、余裕をもって洗濯機を回しておくといいですね。洗濯が終わったら「Aus/Löschen」にすることを忘れずに。これまで出てこなかった洗濯機の主な表示ボタンについて、以下のものも覚えておくと便利です。

●Ein:電源オン
●Vorwäsche:前洗い
●Hauptwäsche:本洗い
●Spülen:すすぎ
●Spülen+:追加すすぎ
●Schleudern/Abpumpen:脱水
●Abrauf:排水
●Ende:終了

3.【洗濯の干し方(ドイツの洗濯事情と注意点)】

■洗濯が終わったら、カビを防止するため、洗濯槽や内扉などを乾いた布で拭き、扉はそのまま開けておきましょう。洗剤入れの部分も取り外して乾燥させておけば完璧です。また、年に2〜3回を目安に、洗濯機の洗浄を行うこともポイント。洗濯物を入れずに、 洗濯機用洗剤(Waschmaschinen Hygiene-Reinigerなど)を直接洗濯槽に入れて、90度で洗濯機を回すのがお手軽な方法です。

■ドイツのアパートは、地下(Keller)にある共有の洗濯室など、洗濯物を干す場所が決められている場合もあるので、入居時に確認するのがベスト。外に干す場合は、景観が悪くならないようベランダの柵下に干し、部屋干しの際は、カビが生えやすいので、窓を開けて換気しましょう。

■ドイツには、静かにしないといけない時間帯“Ruhezeit” (22時〜翌朝7時、13〜15時、日・祝日は終日)があります。近年は特に気にしない人も増えましたが、基本的にこの時間帯は洗濯しないのがベスト。

ドイツの洗濯機は、一見とっつきにくいですが、覚えてしまえば簡単です。
毎日のお洗濯が楽しいものになりますように。

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